内館牧子著「終わった人」は、誰にでも当てはまる話

内館さんの「終わった人」を読みました。ページ数はそこそこありましたが、一気に読めてしまいました。主人公は大手銀行出身のエリートでエリート故の悩みの連続でしたが、女の私でも妙に共感できる部分が多かったです。エリートでも定年を迎えた訳でもありませんが。プライドが高かったり、周囲の目を気にするタイプだったり、敏感だったり被害妄想だったり、そんな方はきっと共感できるはずです(笑)。私は仕事が大好きなのですが、会社都合で二度退職を余儀なくされた経験があります。そのたびに就職活動をしていたのですが、最初は自分の経歴からして、こんな小さな会社には入りたくない!と思ったり、こんな無名の会社に入ったら恥ずかしい…など、見栄を張ってしまっていました。ところがなかなか会社が決まらない。そうなると自分が存在価値のない「終わった人」のような気になってしまい、塞ぎ込んでしまうこともありました。こういう時、なぜか周囲が羨ましく見えるものです。その後縁あって就職できた時に感じましたが、どういう肩書かということよりも、仕事や人生を前向きに楽しめているか、自分を認められているか、ということの方が大事なのですね。そういう人は、誰がみても羨ましくなるようなキラキラした、いつまでも「終わらない人」なんだと思いました。お金借りる どこがいい